育苗資材とは、育苗培土、育苗ポット、育苗トレー、育苗箱、ウレタンスポンジシートなど、発芽して苗が育つ期間に使用される農業資材のことです。温度や湿度、日照などの環境を整えて順調に苗が育つように育苗資材を使って農作物の成長を促します。資材の種類とそれぞれの特徴についてご紹介します。

エコポット・ジフィー ポット【丸型】

タネまき・育苗後にそのまま植え付けができるポットです。通気性がよいので根の成長が早く、健全な苗に育ちます。根がポットを貫通し、ポリ鉢育苗のように根が鉢内を回らず、健全な発育をします。ポットごと植え付けができ、植え傷みが少なくなります。

ポット自体はピートモスを原料とした天然素材で、土中の微生物で分解されますので、ゴミになりません。移植までの育苗期間が長いものや、大きめの苗にしたい時などに適しています。

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連結エコポット・ジフィー ストリップ【角型】

角形連結ポットで、育苗後は切り離しポットごと植え付けができます。連結タイプで、作業効率が高まり、省力、省スペースで使い勝手が良いです。植え替えを嫌がる植物にもおすすめです。

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培養土ポット・ジフィー セブン 専門家用 PLA

中央のくぼみにタネをまき、根が出たらそのまま定植できます。ポットのまま植え付けできるので、根を痛めません。水をかけるだけで、高さが3～5倍に膨らみます。清潔・排水性・通気性・保水性が抜群です。

自然素材であるミズゴケピートを主原料にし、乾燥、圧縮した培養土を使用。初期肥料も配合済みで、挿し芽、挿し木にもご利用いただけます。

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ジフィー グローブロック PLA

グローブロックは、環境にやさしい育苗資材です。央部の定植穴にプラントプラグ苗を定植することが可能で、作業性・相性が抜群です。ココピートを主原料に不織布（生分解性フィルム）で包んだ育苗資材で、使用後は畑にすき込み、土壌改良剤としても使用できます。はじめは圧縮された状態ですが、吸水後はキュービック状にふくれ上がり、そのまま畑への定植、ココバッグ等への設置が可能です。特に夏秋栽培で初期活着率の向上が期待できます。

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Yポット 根にやさしいポリ鉢

根にやさしいポリ鉢で、比較的大きなタネのタネまきにご使用いただけます。鉢底の溝と穴が、抜群の通気性と保水性を実現。ポットの内面を根が巻いていくので、根の損傷を防ぎます。また、根の穴漏れが少ないためガッチリとした苗が育ちます。ポットの底面部は厚く、しかも平らですので安定性にすぐれています。植物が育った後も、繰り返し使用できます。

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