サカタ液肥GBの主成分グリシンベタインは、環境ストレスを緩和することができます。特に塩・高温・低温・水ストレスなどを回避し、植物の「持ち」を良くする効果があります。また、移植、定植時、生育初期に施用すると、根量を増加させ根の活着を良くします

グリシンベタイン以外にも、環境ストレスに強くなる複数の適合溶質（ラフィノースなど）が含まれています。定植後も定期的（2～4週間おき）に散布することで、（ナトリウム障害）・高EC・高温・低温・乾燥に強くなります。

細胞の保護効果・根量増加・しおれ防止・光合成能力の維持にも効果的です。

適用作物

果菜類：トマト、ナス、ピーマン、エダマメなど
葉菜類：ハクサイ、ネギ、ブロッコリーなど根菜類：ジャガイモ、ニンジン、ダイコンなど
その他、水稲や果樹類や花卉全般にもお使いいただけます。

2～4週間おきに1000倍に希釈し、定植時浸漬処理、株元灌水、潅水チューブで散布してください。（原液ベースで0.5～1L）
葉面散布も可能です。（根から吸収させた方がより高い効果を期待できます。）
培期間中に上記同様希釈にて15～30日の間隔で散布してください。
強アルカリ(pH10～)ですが、「ソイルマスター」と混合することで効果を変えずにpHを下げることができ、「ペンキタープ」「鉄力あくあ」「ホストップ」「ホスカル」と混合することができます。
効果発現促進系（代謝を向上し肥料を吸うきっかけとなる剤）ですので、他の肥料と組み合わせて使用してください。

高機能液肥の混合について

• ・「液肥GB」は「ソイルマスター」 「バリカタ！」で“中和”後、他の高機能液肥と混合してください。（最初に調合）。

• ・次に「ホストップ」「ホスカル」「ホスマグ」の亜リン酸系を混合し、「ネイチャーエイド」「ALAーFeSTA」を順に混合してください。

• ・安定しない液肥「鉄力あくあF14」「マルチケーミン」など金属キレート剤は、一番最後に混合してください。

• ・強アルカリのため原則農薬との混用はできません。

• ・原液同士での混合は沈殿が生じる場合がありますのでお控えください。

• ・熊本県は流通名が異なります。